スタートミーアップが目指す “人材紹介会社” その役割と使命とは？

2019年07月04日

自社の残業を減らすことさえできないのに、やれ「働き方改革が…」とか、やれ「ライフワークバランスが…」とかと言っている日本の経営者のなんと多いことか。

というイントロが頭について離れない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
スタートミーアップの冨江晃です。
　
さて、働き方改革には「ミクロ」と「マクロ」の 2つがあるのは皆さんご存知でしょうか？

ミクロ？マクロ？それぞれの働き方改革を考える

スタートミーアップが目指す

ミクロな働き方改革

「ミクロな働き方改革」とは、その日の残業をなくすために今日一日どうやって過ごすか？
そこで減らした労働時間を、プライベートな生活のどの部分に充てるのか？を考えるもの。
これは特に子育て世代などが関心を寄せているテーマだと思います。

マクロな働き方改革

一方、「マクロな働き方改革」は、人生 60年、いや、最近では人生 80年を考えた場合に、例えば 30代ではどんなスキルを身に付けるべきなのか？40代ではどうか？
または、50代になってどんな仕事しているべきか、60代以降はそれが継続できるのか？
などの、人生設計全体での働き方を考えていくものです。
「65歳の時点で貯金が 2,000万円必要」などと世間をザワつかせているテーマは、この範疇に入るでしょう。

スタートミーアップが目指す “人材紹介会社” その役割と使命とは

人材紹介エージェントとしては、もちろんミクロな視点、例えば「子供の教育費負担が増えるからもう少し年収が良い仕事に就きたい」といったご要望に応えることも使命に感じています。
ただ、その転職がその方の人生全体に及ぼす影響をマクロな視点で俯瞰し、プラスにならない場合は毅然とした態度で「転職しないという選択肢を選んで頂く」ということがより重要なのではないかと考えています。

その方が定年を迎えたときに、「振り返るとあの転職がターニングポイントになった」と言って頂けるような転職支援をしていきたいと精進する毎日です。

では、次回は「マクロ視点で見た転職について」でお会いしましょう。

この記事を書いた人

冨江晃

元ソフトバンク BB（株）人事統括本部採用教育課長（初代）。その後 14年、個人事業にて各種コンサルティングを実施。NPO 法人ジャパンハーブソサエティー理事。

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